いきなりでちょっと驚くかと思いますが、脳は相手の声と自分の声の区別がつかないので、自分自身の声で褒める事と他人が褒めてくれた事の見分けがつかないそうです。
最近では、脳についてこのような事も知られるようになりました。

美しい声や嬉しくなる言葉がけや人を楽しませる言葉がけは、脳内ホルモンのドーパミンやチロトロピンが分泌されて疲れがとれるようです。

特に知られている喜んだ時に分泌されるドーパミンは疲労物質を排出し、エネルギーを産出してくれますし、期待されて心地良くなる時に分泌するチロトロピンは生命力が発揮されて全身を活性化します。

ガイアではホルモンの分泌を促す為にニッコリ笑顔で微笑みながらエクササイズをすることを大切にしています。（鏡を見て口角を上げ下あごを引いて肩甲骨を中央に寄せニッコリ笑顔をつくりながら声を出します）

１朝目覚めタイム「スッキリイ〜」「よく眠れたぁ〜」
２鏡に向かって化粧した後は「今日の顔もメイクもキレイ〜」
３食事タイムは食物に感謝して「おいしい〜」
４出勤や散歩など外を歩いて「木々の緑もお花もキレイ〜」
５人の出会いや良い物との出会いに感謝して「すてきでうれしい〜」
６1日ひとつでも楽しいことには「とても楽しい〜」
７お風呂タイムでは「ゆったり気持ちイ〜」

整体エステガイアのエクササイズレッスンでは楽しく踊るような笑顔で楽しみながらレッスンします。上半身はニッコリ背中を緊張させず、下半身の足元はきっちり意識します。
「春眠暁を覚えず」のことわざのようにこの季節は自律神経も乱れ、眠りが浅く睡眠不足を感じやすくスッキリしない日々が続きます。
脳は「本当か？うそか？」を声で見分けられないので、心が共なわなくても心を切り替えて高めのうれしそうな声で数を数えたり歌や音楽に合わせながらレッスンすると筋肉もしなやかに動き効果的です。

また、脳は人間が野外で眠っていた頃の遺伝子が残っていて睡眠中の方がエネルギーを必要とするそうです。
目が開いて周囲をハッキリ認識できる日中こそ、しっかり目を開け有意義に過ごしましょう。日中の方は脳の働きは休まりエネルギーの消耗は少しですむそうです。
睡眠が浅い人は仕方がありませんが、1日中眠ってみると”眠る時間が長ければ疲れがとれるわけではない”ことがカラダのだるさで理解できますね。

著書一覧