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快尿と夜間頻尿と筋肉の関係

2023.08.27

若さの象徴の「快尿」と老化の特徴の「頻尿」
若い頃は想像もしていなかった排泄の悩み。
「頻尿」だけでなく、妊娠前後などくしゃみをした瞬間に若いのに「失禁」の経験をされた女性もいらっしゃるかも知れません。

今回は骨盤を支える骨盤底筋の筋肉についてだけでなく、腎臓や尿のしくみについて考えながらご紹介したいと思います。
血液は酸素や栄養素を全身に運びながら、老廃物や毒素も受け取って循環しています。
血液は全身をめぐり腎臓で血液から老廃物や毒素を濾過して取り除き、きれいに浄化、余分な水分も一緒に取り除きます。
腎臓で取り除かれた老廃物や毒素、余分な水分は尿として体外に排泄されます。
腎臓が1日に濾過する血液量は150ℓといわれ、大型ドラム缶1本分に相当するそうで、驚いてしまいますね。
このように、腎臓の中の糸球体を通って原尿(尿の元)となります。
原尿は「尿細管」という細かい管に流れ、塩分やタンパク質などの体に必要な物質を選び出し、その原尿の99%も再吸収します。
最終的に、原尿の1%が不要な老廃物(尿素、アンモニアなど)を含んだ水分である尿として体外へ排出されるのです。
1日の尿量は健康な人で1〜1,5ℓ。腎臓機能に障害があると、500ml〜1ℓ。
尿の色や量によって全身の状態を知ることができるのです。

腎臓病には、高血圧や糖尿病等の症状の人が多く、生活習慣や適度な運動が欠かせません。よく知られていることばに「体内デトックス」ということばがありますが、体内の細胞が活動することによって発生する酸には、毒素があって体の外に捨てる必要があります。
そのため、私たちは発汗やおしっこで酸を捨てています。
恒常性の維持機能により、私たちの血液のPH(水素イオン指数、酸性、アルカリ性の程度)は7,4とほぼ中性に近いアルカリ性に保たれるよう厳密にコントロールされているのです。
しかし、何かしらの理由で腎臓の働きが低下して、酸が捨てられなくなると、血液は酸性に傾き吐き気や嘔吐、疲労感といった症状が現れます。
PHが0.1でも酸性に傾くと意識の低下が起こり、死に至ることもあるのです。
また、尿細管でのナトリウムの再吸収量を減らせば、血液に戻る水分量が減り、体内を循環する血液の量が減少し、その結果血圧が下がります。
快尿の条件は「尿が膀胱に十分溜まること」と「尿が膀胱からスムーズに出し切る」ことです。
おもしろいことに、生き延びる為の様々な理由で、哺乳類は体の大きさに関係なく排泄時間は1回で「おおよそ21秒」だそうです。
また、「夜間頻尿」がない人と「夜間頻尿」で何度も目覚める人は、ない人の方が健康で寿命が長いそうです。
「頻尿」や「失禁」には、骨盤底筋を動かしながら骨盤を正し、上半身から足底までの全身の筋肉を無理のない方法で鍛えましょう。
「快尿」は”健康な筋肉状態や若さ”の証明にもなり、幸せホルモンのセロトニンがよく分泌されています。

無理のないエクササイズで生活習慣の改善で、夜間頻尿を少しづつでも変える努力していただければと思います。
腎臓の働きやおしっこの役目やしくみを深く考え、夜間頻尿を単なる老化と考えず、全身の健康状態に何か異変が起きていないか丁寧に考えてみましょう!

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