街中ではマスクがはずせない人々が多いようです。
新型コロナウイルスが感染力を持つ時間は湿度20%24℃で15時間ですが、湿度が60%35℃になると2時間で感染力が少なくなります。

ウイルスの感染力は空気中の水分を取り込んで落下した雨上がりや梅雨の季節は少なくなり、気温が高い真夏も少なくなります。
予防法のアルコール消毒は習慣になりましたが、ノロウイルスには効果がありません。
すっかりコロナ禍で「免疫」への意識が高まりましたが、病原菌に打ち勝つためには”免疫力”をつけることが最大の防御法です。

免疫力は６０才を超えると２０代の半分に低下してしまいます。
免疫力を下げるストレスや運動不足、食べ過ぎ、冷えに注意しましょう。
ウイルスと戦う力は白血球の働きで決まる事を何度もご紹介してきましたが、白血球の働きが弱くなると病気にかかりやすくなります。
白血球が弱まる原因の第一はカラダの冷えがあげられます。
体温が1℃下がると免疫力は30%低下するそうです。やはり冷えは”万病の元”なんですね。

病室のような温かい所でそっとして寝てばかりでは免疫力はつきません。
体温を上げるためには、伸縮自由な筋力づくりが不可欠です。
白血球にはウイルスと戦う他に、優先する”血液をきれいにする役目”があり、私たちの体が糖や脂質を摂りすぎると血液中の白血球は正常に働けなくなり、ウイルスと戦う余力がなくなり免疫力は弱ってしまいます。
免疫力を上げる為には、バランスよく甘い物やお酒、脂っこい食べ物、ストレス、冷えを減らし、しっかり睡眠時間をとりましょう！

ウイルスの多い所で同じ時間一緒にいても感染する人、感染しない人、軽症の人、重症の人の差がわかるような気がします。

著書一覧