3年も続いたコロナも少しづつ解除されて、久しぶりの出社勤務に戻り、洋服のウエストがきつくて気になっているそうです。

エクササイズをして、アンダーバストからウエストのラインが引き締まり、下半身のエクササイズ「お尻たたき」も続けていたそうで骨盤、股関節が正しい位置に戻り、お尻が上がって本人は納得していましたが以前より、5キロ増えた体重が元に戻らないと報告してくれました。
身長から推し測って考えると、5キロ減は理想的体重なので、久しぶりに施術しながら体重が減らない原因を探ってみました。
食事や運動チェックも変わらず大丈夫でした。ストレスチェックで激務の上、寝ても覚めても仕事が頭から離れない女性なので、カラダがしっかり休養をとれていませんでした。
筋肉は引き締まって、脂肪（セルライト）が減って美しくなってきていますが、カラダは激務で硬い筋肉が増えて体重が変化していません。

本人の心は減らしたいのに、カラダ全体のバランスから考えると、減量しない方が良いと脳が判断しているようでした。
“しなやかな筋肉”を育てることも大事ですが、骨と骨を繋ぐ関節の隙間が必要なように”しなやかな心の筋肉”にも隙間が大切です。

日中何時間も続けがちな仕事の合間や眠る前など、仕事を忘れる為の脳を空にする工夫を生活習慣に取り入れてみてください。
カラダの筋肉も心の筋肉もバランスが良くなり、カラダが安心すると徐々に体重が落ちてきますよ。

著書一覧