胸を広げて、嬉しい時に首を上向きに伸ばして気持ちよくカラダが浮き上がるような深呼吸（呼吸法）とガッカリした時に、カラダ全体の筋肉が下がるような下向き深呼吸（呼吸法）では、お腹状態はどう違っていると思いますか？

勿論ですが最初の呼吸は吸うと肺が広がりそのままで口から吐くと、下腹はふくらみませんが、あとの下向きガッカリ呼吸では吸う時も肺は狭いままで吐く時はお腹がふくらみ出っ腹になってしまいます。

その呼吸の時の、全身の関節の詰まり具合はどうなるでしょうか？

初めの嬉しい呼吸法は頭蓋骨が高くなり、胸高で関節詰まりも少なく、あとの呼吸法は全身が下がり、胸郭は前傾になり関節詰まりになってお腹はふくらみ出っ腹になりがちです。
胸高の深い１０秒呼吸とガッカリ下向き10秒呼吸で比較してみるとより違いが分かりやすくなります！

お腹が出る？出ない？
ウエストが細くなる？ならない？
姿勢が良く見える？見えない？
背が伸びる？伸びない？
筋肉中の血管が伸びて、血行が良くなる？血行が良くならない？

首を伸ばして筋肉を上に伸ばす上向き10秒呼吸と、筋肉が下に落ちる下向きガッカリ呼吸ではどちらが関節詰まりにならずどちらが健康で美しいカラダになれるのでしょうか？
勿論、上向き10秒呼吸です。

筋肉が下がり関節が詰まって下に落ちる姿勢は、このように呼吸で違いが現れます。
嬉しいことや良い事に向かっていく上向き呼吸と、悪い事や心配事を抱え込むガッカリ呼吸では細胞はどちらがキレイになるでしょうか？
勿論、上向き呼吸です。

私たちは毎日呼吸をしていますが、おしゃべりも呼吸です。
おしゃべりな人と無口な人はどちらが肺に酸素を多く取り入れられるでしょうか？
勿論、おしゃべりな人です。

では、運動良くしたり筋肉を良く使う人と、その逆の座ってデスクワークの多い人ではどちらが呼吸が多いでしょうか？
勿論、運動を良くする人です。

最近、コロナの影響で人と人とのコミュニケーションもスマホやオンラインになり、”会話量が多いおしゃべり時間”や”大きな声で笑う時間”も減りつつあり、無呼吸が増えています。

上に向かって吐く習慣が身に付くハンカチ呼吸法は、薄手のハンカチやティッシュを顔の目の前に垂らし、鼻から息を吸って、垂らした布が下から上へ吹き上がるように口が吐きます。

“空気の良い場所””空気の良い時間”を選んで深い呼吸レッスンを心がけたいものですね。

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