コロナの蔓延が日本が世界一で過去最高という中、私たちは益々免疫力のある元気なカラダをつくり、生活することを余儀なく求められている気がします。

どうにか相撲の名古屋場所も客席が満員の中、無事に終わりました。

スポーツ科学に興味があり、”美しく健康なカラダづくり”を模索する上で最初に分析したスポーツ競技が“相撲”でした。

たった2分で勝敗が決まるスポーツは珍しく、その2分毎が15日間で１場所の成績が決まります。

どのスポーツもその競技に適応できる筋肉や関節、ボディの形に特徴がありますが、相撲競技ほどお腹が出ていることが勝敗に重要な役目を果たす競技も珍しいものです。ご存じかもしれませんがお腹の出し引きは、まわしをとる上で重要な働きをし、勝てるチャンスが生まれます。

また、「押したり」「引いたり」「持ち上げたり」「たたいたり」など、技はたくさんあるのですが、体重を増やす事も勝敗に関係します。

でも、上半身と下半身のバランスも重要で足や腰に調和した体重をどう増やすか？も難しいようです。

なんと言っても狭い土俵の上でたった2分で勝負するこの競技は、「筋肉づくり」も「関節ほぐし」も「体重調整」もそして何より「気力調整」が必要だと思ってしまいます。

最近では力士の関節が柔軟なことからヒント？を得て「スクワット」が流行しましたが、どの筋肉や骨を使ってスクワットするか？ではお腹の出っぱりや形なども変わり、腰痛などの不調の有無にも関係してしまいます。

ボディづくりはどこの筋肉をどこから作り始めるか？で働きや形が変化するものです。

狭い土俵で競うお相撲さんの足底は特に大切で、”足腰を強く”ということばも足が先なのがおもしろいと思ってしまいます。

私たちは相撲競技のようなはげしくぶつかり合うことは少ない生活をしていますが、「骨」「筋肉」「関節」「神経伝達」を衰えないように基本の「足」「脚」の柔軟性を大切にしたいものですね。

では、また。

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