「骨から小顔」の新刊では、顔の表情筋を鍛える小顔エクササイズや小顔になる「しくみ」を理解していただけるようにまとめました。

GAIAの考え方では、“髪と肌は健康なボディから生まれる”ということなので、必ずボディメイキングの施術では毛髪チェックと肌チェックは欠かせません。

毛髪や肌を視ると、その人のカラダの「骨の歪み」「筋肉の状態」「血液・リンパの流れ具合」「神経のめぐり具合」「ホルモン分泌状態と心の動き方」が頭によぎります。

顔のタルミやシワに関係する表情筋は皮膚に密着し、随意筋なので自分でコントロールし鍛えるために動かすことができます。

顔のタルミやシミは表情筋の骨側についている筋肉の状態が影響します。表情筋は腕や足の筋肉と違った構造で骨と骨にくっついているのではなく、片側は骨、片側は皮膚にくっついているのです。そのため、骨側のファシアや筋肉の状態が肌に影響し、その伸縮や弾力具合が「たるみ」や「シワ」の原因になり毛穴のゆるみにも影響しています。

顔が引き締まって、肌もきれいな人は吹き出物や毛穴の目立ちもなく、毛穴の立毛筋もしっかりしているので髪にもハリや艶があり美しい髪をしています。

肌悩みの上位に挙がる毛穴の開きは、年齢と共に若い頃のポツポツ黒ずみ毛穴とは勝手が違ってきます。

毛穴目立ちの解消法は、表情筋プラス立毛筋の両方を鍛える必要があります。

基本は、骨を整え血液やリンパの循環を良くし末端までの神経伝達を良くすることです。

立毛筋は毛の生えている根本にあり、不随意筋なので自分で動かすことはできません。

顔の2つの筋肉にアプローチして、大人の毛穴目立ちも解消しましょう

では、また。

著書一覧