今回は背骨の一番下の腰椎の椎骨詰まりや歪み、ズレによる病気や不調についてです。

 

腰椎は５つの椎骨が間を空けながら重なっていますが、その下に触ってよくわかる尾骨（尾てい骨）があります。

わかりやすい腰から下の病気には痛みでわかる「腰痛」や「坐骨神経痛」「股関節痛」「ひざ関節痛」「歩行困難症」等や、わかりにくい「胃腸の病気」「生殖器疾患」「腸疾患」女性に多い「貧血」「不妊症」「便秘」「卵巣や膀胱疾患」「冷え性」等があります。

 

 

内臓下垂でウエストのくびれがなくなると、内臓が上から圧迫され、さらに上半身が太り過ぎると、腰椎の上部の椎骨に重みがかかって腰椎に負荷をかけまいと脳は腰周りにベルト状のセルライト（脂肪）を蓄積します。

腰（骨盤）の骨は５つの骨で形成されており、背骨を仙腸関節で支えています。

頭や体の重みで背骨が下がると、骨盤の腸骨は横に広がって股関節まで歪ませてしまします。

 

カラダは２００個以上の骨が１日に約１０万回も動かされる骨と骨のジョイント部分（関節）で連携しながら形づけられているのです。

 

次回は、腰椎疾患の「ギックリ腰のなおし方」続いて背骨の下の骨盤・股関節と脚の歪みについてご紹介しますね！

 

著書一覧